礼拝メッセージ
2004年10月10日

「神様の言葉」
テモテへの手紙Ⅱ 2章1-18節

テモテへの手紙はパウロが後輩のテモテに書き送ったものです。パウロは使徒と呼ばれる、正しく福音を伝える者と認められたものでした。パウロは後輩のテモテに宣教について、教会の問題の対処について、個人的な生活について書きました。今日の箇所は正しく神様の言葉を伝えていくように教えているところです。

神様の言葉とは
聖書の中では神様の言葉は、神様の思いや、計画や、目的を伝えるだけのものではなく、計画や目的を実現させる力をもったものです。神様は言葉によってこの天地を創ったことが、創世記に書かれています。神様が人間に対して語られた言葉は必ず実現してきました。
神様の言葉には、力があります。また、神様の言葉は真理です。
私たちはよく神様の言葉を「御言葉 ( みことば ) 」と呼びます。

新約聖書の中では神様の言葉を、キリストが伝えようとしたこと、つまりキリストの福音のことを言っていることがあります。今日の 7 節、 11 節、 15 節ではそういう意味で使われています。神様が私たちに伝えたかった思い、計画、目的がぎっしり詰まっているのが福音です。そして、この福音には力があります。福音は決して揺るがない、覆されないものです。

今日の聖書箇所を一文でまとめると
「熱心に自分の全てをかけて、正しく宣教していくように。」

宣教とは
神様の言葉を伝えることです。つまり福音を伝えることです。 11 - 13 節で福音について語っています。

熱心に自分の全てをかけてということは
私たちはどうしても、自分が何をしたかということが気になります。目に見える何かをしなくてはと思います。でも神様はまず祈るように教えています。それから何か行動するように神様に導かれることがあります。
何か行動する機会が与えられた時があるとすると、今度は結果が気になります。でも結果は最終的には神様が導き出すものなので、私たちが思い通りにいかないこともあります。
私たちが全てをかけるというのは、無理して自分の思いを否定して行動していくことではなくて、一瞬一瞬神様にあって喜び、感謝し、祈り、神様のために自分は何をできるかを考えて行動していくことです。

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